治療が終わってからも、私たちが守ります。むし歯や歯周病の治療が済んでも、それで終わりではありません。自動車の機能をきちんと維持しながら安全・快適に使い続けるために定期的な車検があるように、みなさまのお口の健康を守り、機能を一生維持し続けるためには、定期的な検査とケアが必要なのです。
虫歯も歯周病も症状が出てからの処置では歯の寿命が確実に短くなります。「予防と定期検診」は豊かな人生に欠かせません。みなさんに一生おいしく食事をしていただけるよう、精一杯歯を守るお手伝いをさせていただきます。
近年、様々な調査によりお口と寿命には深い関係があるということがわかっています。
65歳以上の死亡率は、歯が20本以上残っている人に比べ、10~19本で1.3倍。
10本未満の場合は1.7倍にもなります。
長寿には、奥歯がかみ合っていることがとても大切です!
バイオフィルムとは細菌が作り出す強固な「膜」です。バイオフィルムは歯にもつきます。これが歯周病やむし歯の原因になります。
バイオフィルムは歯科衛生士が専用の機器を使って行う、「PMTC」という方法で取り除きます。
歯の本数によって食生活が大きく変わります。
フランスパン、たくあん、酢ダコ、スルメイカ
れんこん、おこわ、かまぼこ、せんべい、きんぴらごぼう
バナナ、うどん、ナスの煮付け
だ液や食べ物を飲みこむときに、誤って気管に入ってしまい、その際、細菌が肺へと入り込み、肺炎を引き起こします。
高齢者にとって肺炎は、ガン・心臓病・脳卒中に続く死亡原因です。
特に誤嚥性肺炎はその多くを占めますので、十分な注意が必要です。
お口のケアをしっかりすることで細菌が減り、肺炎の発症率を下げることができます。グラフのように半分程度になったという研究結果もあります。
残っている歯の本数と健康寿命には大きな関係があります
健康寿命とは介護等を必要とせず「健康上の問題がなく日常を送れる状態の長さ」です。
歯が少ないとこうしたリスクが増え、健康寿命が短くなる可能性が高くなります。
当院では治療用ユニットからでる患者さまがうがいで使う水、歯を削る機械から出る水に医療水としてオゾン水を使用しております。
このオゾン水は多くの医療機関で利用されており洗浄、除菌効果があるため、歯科医院では歯周病の予防など口腔内環境の改善につながります。
またオゾン水は特殊な技術により原料は水と酸素だけであり、PH値は中性で残留性・肌への蓄積性もなく、除菌後は水と酸素に自然に分解するので人や環境に優しく安全なのが特徴です。
「みなさまのよりよい健口のために」特許取得:第4563597号
現在の治療方針に疑問や不安をお持ちの方、お気軽にご相談ください。歯科医師によって考え方は様々ですので、全く同じ症状だったとしても歯科医院によって治療方針が変わることはごく普通にあります。そこで、複数の歯科医師に意見を求めることにより、 より良い治療方法や患者様の価値観に合った治療方法を見つけることができるかもしれません。また、たとえ複数の歯科医師から同じ意見が出たとしても、患者様としては納得を得ることができますので、安心して治療を始められるというメリットもあります。患者様にとってより良い治療方法を見つけるためにセカンドオピニオンは有効な手段ですので、不安や疑問をお持ちの方はお気軽にご相談ください。